種類

ヒール選びは、種類やデザインが豊富で難しいですよね。選んでみたものの、足に合わなかったりと選び方を間違えると痛い目に遭ってしまうこともしばしば。もちろん、歩きやすさ、履きやすさも変わるので、靴選びは慎重に決めたいですよね。そんなときに注目したいのは、つま先のデザインの特徴を理解すると靴が選びやすくなりますよ。

  • ピンヒール

    ピンヒールとは名前の通り、細い棒状のヒールです。ハイヒールといえば、ピンヒールタイプを思い浮かぶ人は多いのではないでしょうか。脚のラインを綺麗に見せて、全体的なスタイルのバランスもとりやすいデザインです。主にパンプス・サンダル・ミュールなどの様々なアイテムに用いられていて、大人っぽく女性らしいコーディネートに合います。ヒールが細い棒状になっていて地面に接する面積が少ないので、慣れるまで時間がかかります。間違った歩き方や姿勢のままでいると、腰痛の原因になったり、外反母趾など足腰に負担がかかるので注意しましょう。

  • チャンキーヒール

    チャンキーヒールは、「ずんぐりしたかかと」という意味なので、ピンヒールと違って太いヒールになっています。

    ピンヒールと比べると、2~3cmの幅があります。幅と太さがあるため、ピンヒールよりも歩きやすいのが特徴です。

    安定性がありつつ、ヒールも高めなので、スタイルアップ効果抜群です。サンダルタイプやパンプスなどに多く使われています。

    前からの見た目がピンヒールと変わないので足がスラっと見えますし、太いヒールとのコントラストで後ろから見ると足首やふくらはぎが華奢に見えます。カジュアルなコーデから大人っぽいコーデまで幅広く使用できます。

  • ウェッジソール

    ウェッジソールとは、「くさび型の靴底」という意味の厚底のデザインの靴です。横から見ると、くさびの形をしていますよね。かかと部分が高く、つま先に向かって低くなっているのですが、靴底の土ふまず部分にくぼみがありません。ピンヒールやチャンキーヒールは土踏まずにくぼみがあり、つま先に体重がかかりやすいため長く履いていると疲れやすい。ウエッジソールは、土踏まずにくぼみがないのでバランスがとりやすく、底面に厚みがあるので、足が痛くなりにくいのが特徴です。コルク素材のものなどがあるのでビーチスタイルによく合います。

  • コーンヒール

    アイスクリームのコーンのように付け根が太く、先端が細いデザインです。アイスクリームのコーンにいている割には、パンプスやショートブーツ・ブーティーなど、冬によく見られるデザインです。

  • フレンチヒール

    通常のヒールよりかかとが細くて高く、靴のつま先も細くなっているのが特徴です。ヒールの中で脚を最も美しく見せるアイテムです。スカートやドレスに良くあいますし、パーティーなどのオケージョンーシーンにぴったりです。欠点としては、歩きにくく、足首などを痛めやすいのがデメリットです。

  • セットバックヒール

    セットバックヒールは、重心位置が後ろよりで、かかと部のつけ根から床までが垂直な、太めのヒールのことを言います。「バックステップヒール」ともいいます。ヒールの高さが生かせるデザインです。チャンキーヒールのような太いヒールなので同じ種類でだと思って良いと思います。パンプスタイプによく見られるデザインです。モードっぽい雰囲気が出せるため、クールでマニッシュなコーディネートに相性がいいアイテムです。

  • スタックドヒール

    積み上げヒールもしくは積み革ヒールとも言われています。薄い木の板や革などを何枚も積み重ねてつくられているため、衝撃に強くピンヒールなど細いタイプよりも歩きやすいのが特徴です。 サンダルやパンプス、ブーツに良く使われているデザインですね。 最近は、プラスチックヒールに直接模様をプリントした「プリントスタック」が多いですね。

  • ポインテッドトゥ

    ポインテッド(pointed)とは「とがった」という意味で、つま先が細くとがった靴のことです。ラウンドトゥとは先端が丸みがあって対照的な形で、ハイヒールパンプスによく見られるデザインです。オフィスやオケージョンシーンにも合いますし、スタイリッシュなイメージですが、アッパー部分の色や素材によって、柔らかく女性らしい雰囲気を出すこともできます。